「埋もれる時代」に如何に対応するか
- mizutani-tak
- 2017年5月24日
- 読了時間: 3分
※本ブログでは、眠くなるような法律論ではなく、日々の経営の中でのリアルな出来事にフォーカスしています。
皆さん、こんにちは。
今の時代、情報過多であり、変化のスピードが速いので、何にしてもすぐに埋もれてしまいます。このブログも然り。
その中でも、日頃、顧問先様などのお世話になっている会社を訪問する際に、決まって話題となる「求人」もその一つ。
新しいことを始めた(始めたい)のに人がいない。
従業員が辞めてしまうので代わりの人を探したい。
応募に反応がないので社長が本当にやりたい仕事ができない。
等々。
求人の反応が少ないのは、当然他の多くの会社も求人を出しているからですが、実はそれだけではないのです。
どういうことかというと、“埋もれてしまっている”から。
「どこも求人広告を出してて数が多いから埋もれるんでしょ?」
そうなのですが、求職者の立場からすると
「どれも同じに見える」
ということ。
なので、例えば給与額や休暇などの分かりやすい部分が他より優れているとか、魅力的に映るとか、あらゆる媒体に求人を出しているところが、必然的に確立が上がっていきます。
上記をもう少し詳しく考えてみると、例えば次のA社とB社ではどちらが魅力的に映るでしょうか?
【A社】 月給 200,000円 就業時間 9:00~18:00 ※残業あり 休日 日曜・祝日 待遇 昇給:年1回 賞与 年2回 各種社会保険完備
【B社】 月給 180,000円 就業時間 9:00~18:00 ※残業あり 休日 日曜・祝日 待遇 昇給:年1回 賞与 年2回 各種社会保険完備 企業型確定拠出年金(退職金制度) GLTD制度(長期所得保障) 見舞金・慶弔金規程 提携保養施設 各種スキルアップ費用補助 レジャー割引 健康相談窓口整備 法律相談窓口整備
給与や休暇だけではなく制度設計を真剣に考えることで、会社としての負担は実質的に同じでも求職者に映る印象、与える影響は大きく異なりますね。
このように、普段から経営者のお悩みを伺い、他の専門家の知恵をお借りしながら「選ばれるため」のサポートをさせてもらっています。
他にも、「あらゆる媒体」といっても
・ハローワーク ・求人誌 ・ネット求人サービス ・転職サイト ・企業ホームページ ・採用専用ホームページ ・有料/無料アプリの求人サービス ・ブログやSNS
など、各種存在します。
なかには数十万円から数百万円必要となるものもあり、気軽にあらゆる媒体に手を出すことが出来ないというのが実情です。
そんな時に紹介・提案すると結構喜んでもらえるのが、作成・運用が完全無料の採用ホームページです。
実際に従業員150名の会社でも、採用に特化したホームページ開設と他ITツールとの連携のお手伝いをさせて頂いています。
実はこのツール、東京などではサービス公開前から非常に注目されており、既に多くの企業が導入しているのですが、反面、地方では普及していません。
都会ほど効果が期待出来ないからというのも理由の一つかと思いますが、存在すら認識されていないのが実情です。
これに限らず、優れているものがイロイロあるのに勿体ないですよね。
他にも、最近ではハローワークの求人に写真を掲載することが出来、ハローワーク職員さんが会社まで写真撮影に訪問してくれるサービスもあったりします。
(※すべてのハローワークで実施しているかは不明)
このように「埋もれる」ことを前提として、では「選ばれるため」にどうするのか知恵を出していく必要があります。
そして、方法論だけではなく、表現方法、しいては労務管理における労働条件や環境などの質も「選ばれるため」に求められる時代なんだなと思います。

社会保険労務士 経営IT化支援アドバイザー
水谷 拓郎